スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

恩人Aさんとのメール

今日は娘の大学時代の友人が

お見舞いに来てくれました。

むすめも車椅子に座って、

ふたりで明るく談笑しているところを見ていると、

本当に感慨深いものがあります。


友人Aさんの機転で危ういところを助かったのですが、

病院に運ばれて三日目、心細いなかでAさんと交わした

メールがあります。

そのなかの幾つかを。。

-----------------------------------------------------------
送信

Aさん

この度は本当にお世話になり、お礼の言葉も見つかりませんが、
もうひとつ、お願いしたいことがあります。


追記へ。。



送信

Aさん

この度は本当にお世話になり、お礼の言葉も見つかりませんが、
もうひとつ、お願いしたいことがあります。

以前は、娘とは何でも話せていたと思っていたのですが、あるとき、
「お父さんは子育てに失敗した。お父さんに育てられた私は子供を
育てられる自信がないから結婚しない。」と言われて、それが
ショックで以前のようには話せなくなってしまいました。
いつか、娘と話す機会があったら、私の思いを伝えていただけないでしょうか。


わたしは言語障害です。
小学生のときに、賞状をもらう場面で、返事をしないで立ってしまって
全校生徒が一斉にわっと笑ったことがきっかけとなって、吃音となりました。

話せないわけではありません。
返事、挨拶、電話、名前が言えない。。
およそ人間社会を営んでいく上での、最も基本的な場面で苦痛を感じ、
萎縮してしまうのです。

家族はそんな場面など知らないと思いますが、これが仕事となると。。。

「あの、あの、あの。。。」100回ほど言わないと次の言葉が出てこない。
苦しくなって、ショックを与えたら出そうな気がして、
「えいっ!」とばかり、大きな足踏み、一回でだめならもう2・3回!
(考えてやるわけではありません)

それでやっと言葉が出るという、すさまじい随伴運動を伴ってしまいます。
ひとつの場面を乗り越えれば、また次の場面が。。。苦痛は絶え間なく
やってきます。


田舎で結婚したんですが、訳があって、飛び出してしまいました。
行く当てもなく、お金もなく、2歳の息子と身重の妻を連れて。。
私は28歳、妻は27歳。
若気の至りです。

とはいえ、口が利けないのでは仕事も選ばなければなりませんでした。
通信教育で簿記2級をとりました。後に娘が、「せっかく資格をとったのに
どうして、それを活かさなかった?」と聞かれたことがあります。
その時は、いつか役に立つときがくるのでは、と思ったんですが、
しかし、電話も出来ないんでは。。。

「返事も出来ないくせに。」、「そんなんでよく結婚できたね。」
蔑視。偏見。
あざ笑い、さげすみの声を毎日のように聞きながらそれでも、
「家族のために。家族を守らなければ!」
そんな思いで耐えてきました。

製造業の肉体労働とはいえ、長く仕事に就いていれば教えなければならない立場にもなります。
新人さんや研修生を前に、言葉が出なくて消えてしまいたくなるような場面の連続でした。
そんなこともあって、家族に対してはイライラと怒鳴り散らすことの多い私でした。
それが家族を萎縮させてしまったことは否めません。

それでも家に帰れば幼い子供たちに癒されます。
子供たちを膝に抱けば、苦痛に立ち向かっていく勇気がわいてくるんです。
わけて娘は、出会う人の誰もが綺麗と言い、賢いと言ってくれることが嬉しく、
どんなにか慰められました。

考えてみれば私は、子供たちからもらうばかりの人生だったかもしれません。
親として、子供たちの人生に、何の援助もしてやれなかったことが、悔やまれてなりません。
親として、学ぶべきことを学んでこなかったのです。
私は、妻にも子供たちにもただひたすら、謝るしかありません。


けれども。。。

その時々、わたしは必死で生きてきました。
精神的にもゆとりがなく、途方にくれながら精一杯生きてきたんです。
未熟なときに、他にどんな方法が見つけられたのか。。いまさら考えても
仕方がないことではあります。


昨夜は、犬と遊んでいた妻が突然、大声で泣き出してしまいました。
辛かったです。


きょう先生のお話ではあまり進展していないとのことだったんですが、
わたしが話しかけるといきなり、両のまぶたから涙が頬を伝いました。
今まではなかったことだそうで、「なにか感じたのかも知れませんね。」と
先生がおっしゃってくださいました。

帰りの車で涙が止まりませんでした。


Aさん。
今回のことに懲りずにどうか、これからも仲良くしてやってください。
何卒よろしく、よろしくお願いをいたします。
                     

-------------------------------------------------------------------
お返事をいただきました。

こんにちは。
看病も併せてご多忙なところ大変ご丁寧なメールを頂きありがとうございます。
返信遅くなってしまって申し訳ありません。
娘さんには大変お世話になっております。
僕の店の会計システムを一から作ってくれたり、持ち前の気の強さで皆の言いにくいことを代弁してくれたり、間違いなく信頼できるパートナーであり大切な友人です。
出来る限り早い職場復帰を願うばかりです。
そして、お父さんの思いは必ず伝えます。
お父さんからも、ぜひ伝えてあげてください。

僕が思うに、偏見かもしれませんが女性というものはなにか「不幸でありたい」という願望を持っているようで、それゆえ我々男性より強く、脆いものだと解釈しています。
何が言いたいかと申しますと、娘さんがお父さんを理由に結婚できない、子育てできないと言ったり、僕の言葉が原因で自殺と呼ばれる行為に至ったり、それは僕たちが思い悩んでいるほど根本的な物ではなく取り返しのつかない物では無いと思うのです。
決して娘さんの思いを否定するものではありません。
確実に言えることは、これは間違いなく「自殺」ではないということ、これは「事故」であるということです。「睡眠薬180錠」が全くもって致死量でないということを彼女は知っています。薬剤についてもとても詳しい人ですから。

本当に自殺を図るなら、100%死ねる、しかも楽な方法を彼女なら考えられるはずなのです。
よって、これは、たいへん失礼な物言いで申し訳ありませんが、「自殺ごっこをしていたら事故が起きた」ということだと思います。
意外と子供っぽいです。元気になったら叱っておきますね。

「欝(うつ)」の人に「頑張れ」は禁句だとよく言いますが、僕は甚だ疑問です。
人は愛している人にしか「頑張れ」とは言わないのです。
問題があるとすれば、その「愛」すらプレッシャーや威嚇に感じてしまう、世間への不信感でしょうか。
両親の子に対する愛は絶対的なもので、何の見返りや利益を求めない純粋な愛だと思います。
娘さんはそれを間違いなく知っています。
その絶対的な愛に頼っているからこそ、甘えているからこそお父さんに「お父さんのせいで。。」なんてバカなことを言えたのでしょうね。
ですからお父さんがご自分を責める必要はありません。
僕は反省する必要がありそうです。「
欝」というものを少し甘く見すぎていたかもしれない。
それがこんな事故につながるとは本当に意外でしたが。

娘さんは自分のことを「欝病だから」と言います。
障がいを持っていると言います。
厳しいこと言ってごめんなさい、僕の姉の次男はダウン症で将来には不安しかないんですが、姉は一生懸命、それこそ全てをなげうって子育てをしています。
何が障害者手帳か。何が生活保護か。娘さんは健常者だと思います。
意識が戻って元気になったら言いたいことは山ほどあるのですよ!

本当に辛いです。ご両親の辛さはその比ではないと思います。
近いうちに娘さんと仲の良い人を集めてお見舞いに伺いたいのですが、13日か14日はどうでしょうか。
ゆっくりお茶でも飲みたいですね。ぜひお母さんとも。よろしくお伝えください。

 
------------------------------------------------------------
送信

おはようございます。
メールありがとうございます。
本当にありがたく、読ませていただきました。

むすめはまだ意識が戻っておりません。
身体の方は少しずつ回復してきているようですが、
目覚めるにはあと、どのくらいかかるのか。。。

何年か前に見た娘のブログでも、「死ぬことはいけないことか」みたいな記事を見つけたことがありました。
きっとそんなことばかり考えていたんだと思います。
そんな思いに取り付かれているうちに、それがたいしたことではなくなっての、事故ではなかったかと想像しています。
妻も、「いつかはこんな日が来ると思っていた。。」と言ってます。

今回のメールにとてもすくわれた思いです。
ありがとうございました。
意識が戻ったらまたお知らせします。
ありがとうございました。


-------------------------------------------------------

やっと、面会に来てもらえそうです 



comment

管理者にだけ表示を許可する

私は単細胞人間

恩人Aさんとのメールのやり取りを拝見しました。
人間的に凄く濃い内容で、意味深く読ませていただきました。
しげさんの、必死な生き方は私には想像を絶するものがあります。
しげさんと同世代の私は、今まで自分の思いどおりにそして
欲しいものは、精神的にも、物理的にも手に入れた人生を
おくってきました。
なので、私には努力とか忍耐とかいうものは無縁でした。
要するに、わがままで単細胞人間なんです。
物事を深く考えることもなく、動物的感覚で生きてきたように
思います。
だからといって、人に騙された経験はなく 振り返って反省
というものもなく今まで人生を平穏にきました。
チャランポランで結構にいい加減のようですが、ただ私の中に
自分の親にはいつも敬意と感謝の気持ちは忘れていませんでした。
なので、自分の子供には親はもちろんのこと、目上の人、職場においては先輩にはたとえ理不尽と思えても、敬意は示すようにと教えてまいりました。
なので、私の子供には中学生までお尻をださせて、ムチを与えていました。
中学生にもなってお尻を出すという行為は、親に従順であるかを試すものです。これが私の子育てでした。
何が正しくて、何が間違いなのかとか真剣に考えることはないにしろ、私の人生は物理的にも精神的にも 与える精神を
意識しているだけのことです。
人が喜ばれることに貢献したいとその思いだけで今まできたように思うのですが・・・・
しげさんの生き方に、私はなぜ涙するんだろう?
しげさんが辛いんだろうな〜ぁってなぜか思ってしまうのです。
04 | 2017/05 | 06
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

シゲじい

Author:シゲじい
年齢:団塊の世代。
仕事:知的障碍者の方々のお手伝い。
性格:偏屈、短気、すぐ泣く。
血液型:B

ようこそ!
nowbsblogblog
アクセスカウンター
ガス給湯器ガス給湯器給湯器 世田谷区里親募集 犬里親募集 猫インターネット広告代理店dvddvd 300dvd 200
サイト売買 保険 オンラインカウンター ページランク 出会い 出会い エステ 美容整形 クレジットカード
消費者金融 キャッシング ローン 無料ホームページ 無料メールフォーム メールフォーム 社長ブログ アクセスログ解析 アクセス解析
ブログカウンターdvd社長ブログ給湯器地デジ アンテナアンテナ工事
無料カウンターデリヘル出張ホストデリヘル求人アダルトグッズ里親里親募集求人情報私書箱ブログ
無料ブログ美容室アルバイト情報シンクタンクwebコンサルティングインターネット広告seo対策インターネット広告代理店裏dvd無修正dvd裏dvd無修正dvd裏dvd 300円裏dvd 200円
無料アクセスカウンターdvd 200dvd 200dvd 200
裏dvd無修正dvd医薬品 買取ブログパーツアダルトサーバー海外サーバー海外レンタルサーバーレンタルサーバーレンタルサーバーアクセスカウンターアクセスカウンター無料カウンター
ブログカウンターアクセスカウンター無料カウンターデコメカウンターserverserverblog partsblogseosemthink tank
最近のコメント
最近の記事
カテゴリー
E-ページランク
ページランク表示用ブログパーツ E-Pagerank
リンク
月別アーカイブ
掲示板
RSSフィード
最近のトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。